平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 皆様に支えられ、変わらずご挨拶を差し上げられること、心よりお礼申し上げます。引き続きお付き合いいただいている情報システム部門の方々、並びにICTをご活用されている方々には深く感謝をお伝えいたします。

 ここ数年暗い世情が続いたこともあり、コスト抑制、既存システム利用継続のための消極的なシステム投資が主流の流れであったことは周知の通りと思います。

 しかし2023年後半より異なる雰囲気が強く感じられ、特に人的リソースをシステム面で補填、強化し、さらに計画している収益拡大に振り分けたいという、積極姿勢のご相談を受けることが増えております。

 経営層の方々におかれましてはトンネルの出口が見え始めたところと拝察いたしますので、喜ばしいことと存じます。

 一方では残念ながら、システム部門の方々は引き続き適格請求書や電子帳簿保存法といった生産性のあるものとは言い難い懸案の対処も続ける必要があり、日を追うごとに負担が増えていく状況に変わりはありません。

 弊社では引き続き皆様を支えるべく、情報システム部門の一員としての心構えを堅持しつつ、より良い提案とシステム運用で力添えしてまいります。

 最後に月並みな表現となり恐縮ですが、ICTの利用は電気ガス水道と同じく企業のインフラそのものです。トラブルなどで存在を主張せず平穏に利用できることが理想です。そのための一助となるべくたゆまぬ研鑽を続けていく所存です。

 

 2024年6月14日